狂犬病予防注射
【概要】
感染した動物に咬まれることで、ヒトをはじめとしたほとんどの哺乳類に感染して、発症するとほぼ100%死亡する恐ろしい感染症です
【症状および治療法】
・極度な興奮状態により攻撃的になり、所かまわず咬みついたり、麻痺症状が拡大して食べ物や水を飲み込めなくなって、やがて死に至ります
・治療法はありません
【発生状況】
日本は1956年以降発生なし、狂犬病清浄国です
一方、日本、英国、オーストラリア、ニュージーランドなどの一部の国々を除き世界で発生
していて、年間おおよそ55000人が狂犬病に感染して亡くなっていると言われています
感染まん延の原因の90%以上が犬による咬傷事故とされているため、飼い犬への予防接種を実施することで犬へのまん延防止につながり、その結果ヒトへの感染まん延を防ぐことができます
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犬を飼う者の、社会に対する責務として、犬の登録と年1回の狂犬病予防注射を行いましょう!
※体調面で予防注射の接種に不安があったり、過去に予防注射による副反応が出たことがある方は、獣医師にご相談ください